rattytwister style



イギョゲームは楽しい。しかし、楽しい中にもルールがある。
タックルは当然の事として、第一にトップ(フロッグ)ゲームだというところだ。
それは、視覚的にも聴覚的にも10年後色褪せることなく残る感動がある。
これは私も大好きであるバスのトップウォーターゲームにも同じことがあてはまるだろう。
ライギョゲームのソウルとバス(トップウォータープラッガー)のソウルではどうであろうか?
ライギョゲームでトップ(フロッグ)にこだわるには単に楽しいからなのか?
私はこう解釈している。

アンダーウォーターに聖域を設けることもあるのだと。

私の地元ではこの種の議論がよく交わされるが、決してアンダーウォーターがダメだと言っているのではない。
子供たちに大人のエゴを押し付けるのも問題であるから。
よく大人のライギョマンが子供にタックルのことできつく注意をした話を聞く。
子供たちは自由にやらせてやればいいと思う。そこから創造性も生まれてくると思うから。
ただ、大人がアイディアやソウルを軽くアドバイスしてやればいいのでは。
そこから各々が考えて進むと思う。
そのスタイルが「かっこいい 」と映ればそのように影響されるだろうし、
ソウル的に「こっちの方が正しいのか?」と思えばそれも何らかのアクションがあるはず。
全く否定されればその人なりに「ポリシーがあるのだ。」と納得するしかないと思う。
話が逸れてしったが、アンダーウォーターに聖域を設ける事によってライギョに安住域を設ける事である。
これはバス(トップウォーターゲーム)にはないソウルではないか。
アンダーウォーターに限ったことではなく、 言うまでもないがネスト、ディスプレイもそれに値する。
例えば、田植えの時期など農作業の方に気を使って立ち入りを遠慮するのも考え方ではそれも聖域なんだろう。
ライギョの個体数は全体で見て減少の一途を辿っている。
全国を放浪して釣り歩いた私の結論。これは間違いのない事実。

造成、区画整備事業、フィッシングプレシャー、他魚との生存競争での敗北が主な原因である。最近では、ブラックバスの影響を受けて害魚駆除の対象に巻き込まれている地域もある。 悲しい話だ。

特に造成などは区画整備事業と違い一気に工事が着工されるため、釣り人が池から遠ざかる冬に行われると
手を打つ暇もなく、盛土され宅地などになっているケースが多い。
2002年秋から2003年春にかけて私の地元でも確認しているだけで3件の埋め立てがあった。野池ばかり。
私も忙しく後手々々にまわってしまっている。
冬にもっと定期的にフィールドを巡回したいものだ。
過度のフィッシングプレッシャーもフィールドの弱体に間違いなくつながる。
その原因を作ってしまったのはこの私にも責任はある。
私はルアーショップおおのさんの「バーストアウト」「バーストアウト2」に出演させていただいた。
ビデオでは90cmオーバーを狙うのがタイトルであるが、それを通しての一番重要なコンセプトがある。

1.ライギョは減り続けている
2.ボクらにできる事は何か
3.ライギョゲームの魅力
4.ビデオを通して、釣り上げた魚の扱い方などのHOW TO
5.釣りを通して「夢」を持つ

「バーストアウト2」は3年間に及ぶ収録が1時間に集約されているので釣れているように見えるが
実際、1日の釣果としては釣れていない。
ビデオではいい部分だけがクローズアップされるので誤解を受け易かったと思う。
どういう受け取り方をしたのかは分からないが
一部の心無いアングラ−がビデオで撮影されたフィールド名をネットで公開したりで、
地元の方、及び地元アングラ−にたいへん御迷惑をおかけしたことは、この場をお借りして謝罪したい。
私自身、90cmオーバーの魚体にそれほど執着していない。
もちろんモンスターサイズを釣るのはとても嬉しいが...。
私の一番の楽しみ方は、気の合った友人たちと雰囲気のある場所(ここ!と決めた場所)で

「とびっきりいい音でフロッグを食わす」

ことである。
私たちはいつでもいい音でフロッグにアタックしたもらうために

フィールドをたたき過ぎない。
1フィールドでよく釣って3匹まで、3バラシで移動だ。
手持ちのフィールドを増やす事によってフィッシングプレッシャーを減らす方向で考えている。
例えば、10フィールド自分の持ち駒があれば2フィールドで1本キャッチしても5本とれる。
5回もいい音(アッタク音)が聞けて、5回も豪快なファイトが味わえるのだ。
(私的には とびっきりのアタック、ファイトが1回で充分である)
1フィールドで5本キャッチすることを考えると前者はフィールドに優しいのではないか。
魚を釣る事自体がフィールドに優しくないと言われればそれまでだが
釣り人にそれは極論なので、自分でやれることからやることがフィールドに優しいのでは。
私達がフィールド環境について嘆き続けるよりも、
アングラ−1人1人がフィールドのゴミを1つでも拾うことが大事なのではないかと。
マナーの悪いアングラ−、ライギョゲーム知識の薄いアングラ−をいたずらに増やさないためにも
ブラックバス産業のニの前 にならないように今後の動行を見守りたい。

            

                                    高井 主馬